FLOWIN® Pro Black
広いスライド距離・複数方向への荷重移動。アスリートの補強/チーム・ジム向け。
FLOWIN® Pro Black / Pro Standard / Pro Physio。製品構造から摩擦の力学、トレーニングで狙う身体機能まで、日本総代理店が詳しく解説します。

大・中・小の3モデルは共通のFriction Training™原理を採用しています。ボードのサイズは抵抗の強弱を示すものではありません。 動作範囲・支持位置・設置環境・対象人数で選びます。
広いスライド距離・複数方向への荷重移動。アスリートの補強/チーム・ジム向け。
スタジオ・パーソナルでの多種目展開。個別指導/少人数・ホーム向け。
ベッド・治療台など限られた空間にも対応。理学療法/運動再学習・個別指導。
※仕様はFLOWIN本国の商品ページに基づきます。Pro Standardは国内調達・保管の運用を検討中です。国内価格・納期はbetter:moveへお問い合わせください。
板の外形寸法と運動の実施スペースは別です。どのモデルも同じ摩擦原理により負荷をつくるため、サイズだけでトレーニング強度を比較できません。
前後・左右・対角線へどの程度身体を移動させるか。
立位・片脚支持・膝立ち・上肢支持など、実施したい動作を想定。
個人・1対1・サーキット・チームセッションに応じて選定。
周囲の安全距離、床の状態、収納と運搬の方法も確認。
すべてFLOWIN本国公式掲載のエクササイズ写真です。ボードを「滑らせるための器具」と考えるのではなく、摩擦による抵抗と支持をどう使うかに着目します。



掲載写真:FLOWIN AB 本国公式サイト/製品写真(Pro Standard):海外販売パートナー公開資料。動作写真は特定の製品モデルを表すものではありません。
FLOWINの特徴は、何も付けずに滑りやすい床をつくることではありません。ボード面と専用パッドの接触から生じる摩擦を、運動抵抗として制御する点にあります。
専用パッドの接触面に対し、荷重の大きさに応じて水平抵抗を生みます。前後・左右・対角線方向の移動を同じボード上で設計でき、油や潤滑剤を使いません。
従来のLevel One教材ではNo.1を主に手、No.2を足・前腕などに用います。接触点と圧力を変えると、支持の安定性と動かすための抵抗が変化します。
No.3の膝用パッドはクッションです。ボード上で滑走させるためのパッドではありません。現行同梱品の仕様は本国の最新案内を優先します。
トレーニングの基準面があることで支持位置・移動方向・姿勢の変化を確認しやすくなります。チーム導入では人の移動範囲と周囲の安全距離を確保します。
資料根拠:FLOWIN® Level One Course(2018年)のボード・パッド説明。表面素材の化学組成、コーティング厚、パッドの素材比率、摩擦耐久試験値など、本国が現行仕様として公開していない情報は断定していません。
IN-DEPTH PRODUCT ENGINEERING製品構造・負荷調整・運動科学をさらに深く読む詳細ページを見る ↗FLOWIN® Friction Training™は、ボードの専用表面と接触パッドの組み合わせにより、身体を動かすときの水平方向の抵抗をつくります。床面で単純に滑る運動とは異なり、荷重・支持・移動経路を意図的に組み立てられるのが特徴です。

摩擦面を備えたボードを基礎に、前後・左右・対角線方向の運動を同じ装置で実施。潤滑剤や電動負荷装置は必要ありません。
No.1の手用パッド、No.2の足・前腕用パッドを用途に応じて使い分けます。No.3は膝を保護するクッション用で、ボード上で滑らせるパッドではありません。
支持点を増減し、重心からの距離や荷重配分を変えることで、筋力への要求と姿勢制御の難度を調整。基礎動作から競技特性に合わせた課題へ展開できます。
* パッド番号・使用方法は提供された「FLOWIN® Level One Course」教材を参照。現行製品に同梱されるパッドの形状・品番・使用条件はメーカー案内を優先します。
摩擦は「動きを止める力」であると同時に、能動的に制御する抵抗にもなります。圧力、重心、支持点を変えることで、同一種目を筋力課題にも姿勢制御課題にも調整できます。
単純化した乾燥摩擦モデルでは、摩擦力は接触面を押す力におおむね比例します。パッドへ体重をどの程度載せるかにより、運動時の抵抗が変わることを理解するための基本式です。
パッドを押す荷重が増えると摩擦抵抗が増えやすくなります。一方、その摩擦は身体を「支える」作用にもなり、動作条件次第で難度を上げることも下げることもできます。
手や足からパッドへ加える垂直荷重(N)が大きくなるほど、運動方向に逆らう力(F)が増えるという力学的な関係を利用します。ただし摩擦抵抗が増すことで、支持が安定しやすくなる種目もあります。
前後だけでなく、左右・斜め・回旋を含む動作で抵抗ベクトルが変化。運動に必要な力の向きや、体幹・股関節の姿勢制御を課題化できます。
支持点・重心・レバーアーム・運動距離によって筋・関節に求められる力のモーメントが変わります。「足圧を増せば常に難しい」という単純な仕組みではありません。
摩擦の力学的説明は物理法則と教材のトレーニング原理に基づきます。一方、特定の種目で「スプリントタイムが短縮する」「怪我が減る」といった結果を断定するには、対象者と介入条件を定めた検証が必要です。本ページでは課題化できる能力と成果が実証済みの効果を区別しています。
重力に対抗する鉛直方向の負荷に加え、ボード上の接触パッドを動かす際に水平面の抵抗が生まれます。
矢状面・前額面・水平面、斜め方向を組み合わせ、姿勢保持と四肢運動の協調を課題化できます。
ジャンプ着地を伴わない運動でも抵抗をつくれるため、衝撃を抑えながら筋力・持久性・体幹制御を狙う設定が可能です。
「低衝撃」は負荷が小さい/負傷リスクがないことを意味しません。疼痛・既往歴・運動技術に応じて負荷や可動域を調整してください。本文はメーカーのコンセプトと指導教材に基づく運動学的説明で、特定の臨床効果を保証するものではありません。
同じエクササイズでも、難度を段階的に調整できます。指導者は1つずつ変更し、動作の質を観察します。
接触面へ載せる荷重を変え、摩擦による抵抗や動作の支えを調整。
タスク 例:フローアウトで手に乗せる体重を変える。
観察 力み、腕の移動速度、体幹の保持
手・前腕・足・膝などを選び、テコの長さと支える筋群を変える。
タスク 例:膝立ち+前腕支持から、手支持に変更。
観察 肩の支持、腰椎の位置、痛み
4点から3点などへ変更し、バランスや回旋の制御要求を調整。
タスク 例:四点支持から三点支持へ段階づける。
観察 骨盤の回旋と安定性
支持幅や重心位置を変え、安定性と必要な姿勢制御を変化させる。
タスク 例:足幅・支持点と重心の距離を変える。
観察 膝の向き、重心移動の軌道
短い前後運動から横・斜め・回旋要素を含む課題へ展開。
タスク 例:短い前後運動から左右・斜めへ。
観察 左右差、到達距離、戻りの制御
フォームを保てる速度から開始し、目標に応じて段階的に変える。
タスク 例:遅い速度からタイミング変化へ。
観察 フォームが崩れず反復できるか
FLOWINは目的別の動作課題をつくるツールです。以下は指導教材に含まれる種目から考えたトレーニング設計例であり、効果を保証する臨床試験結果ではありません。

目標:荷重を受ける脚の安定性と、後方への移動を制御する能力。
代表種目 Backward Lunge / Single Leg Squat
キュー 骨盤・膝・足部の位置関係を維持し、短い移動距離から開始。
観察 膝の軌道、支持脚の揺れ、左右差。

目標:前額面を含む身体の移動と支持位置の切り替え。
代表種目 Lateral Skating / Skating
キュー まず小さく左右移動し、両脚の荷重配分を変化。
観察 重心の移動方向、頭部・体幹の傾き、戻りの滑らかさ。

目標:上肢を前方へ動かしながら体幹の姿勢を保つ。
代表種目 Flow Out Forearms / Flow Out Hands
キュー 肩が保てる範囲で移動距離を決め、腰の反りを抑える。
観察 腰椎・胸郭の変化、肩甲帯の支持、戻る局面。

目標:骨盤を安定させながら下肢を引き寄せる筋力課題。
代表種目 Supine Hamstring
キュー 骨盤の高さを維持できる短い距離から実施。
観察 左右の滑走差、膝と骨盤の協調、攣りや痛み。

目標:手のリーチに伴う体幹の回旋・抗回旋を制御する。
代表種目 Horizontal Reach & Pull / Plank Rotation
キュー 支持側の肩を安定させ、手の移動と胸郭を協調。
観察 左右のリーチ、骨盤回旋、支持の崩れ。

目標:単なるストレッチではなく、動ける可動範囲の中で姿勢を保つ。
代表種目 Controlled Reach / Flexibility系の動作
キュー 痛みがなく制御できる移動距離を優先。
観察 到達距離、代償動作、戻りの制御。
摩擦抵抗下での多方向・多関節の運動は、減速・方向転換・接地・リーチに関連する能力を練習する方法の一つです。ただし、競技速度・技術・神経筋のタイミングは実際の競技課題によっても習得する必要があります。FLOWINのみでスプリントやジャンプの記録向上が保証されるわけではありません。
同じエクササイズを繰り返すだけでなく、どの身体機能を変えたいか、指導者が意図をもって組み立てます。
支持脚の安定性、骨盤と胸郭、手足の位置、動作の左右差を確認。
狙うのは減速制御か、股関節の伸展か、上肢のリーチか。観察した動作を具体的な運動タスクに落とし込みます。
摩擦圧・支持点・支持点数・重心・移動距離・速度のいずれかを1つずつ調整。
フォーム、動作距離、左右差、連続反復の質がどう変化したかを記録。競技場面での転移も別途確認します。
旧Level One Course教材の例では、40秒運動+20秒休息を用いた複数種目のサーキットが紹介されています。これは教材内の例であり、すべての利用者への推奨処方ではありません。
可動域を小さく、速度を控えめに、支持を確保しながら開始。動作が成立して初めて移動距離や速度などを増やします。痛みのある対象者は医療専門職による評価を優先してください。
製品寸法・重量は本国現行の商品ページの値です。厚さはPro BlackとPro Standardで確認できています。
| 比較項目 | Pro Black | Pro Standard | Pro Physio |
|---|---|---|---|
| サイズ | 138 × 98 × 0.35 cm | 118 × 78 × 0.35 cm | 98 × 68 cm(厚さ未記載) |
| ボード面積(概算) | 1.35 m² | 0.92 m² | 0.67 m² |
| 重量 | 8 kg | 本国記載なし | 4 kg |
| 本国SKU | 11013 | 11038 | 11034 |
| カラー | ブラック | ブラック | ホワイト |
| 主な利用環境 | 競技施設、スタジオ、ジム | パーソナル、スタジオ、自宅 | 理学療法・個別指導、治療台 |
| 本国セット | ボード+パッド+オンラインワークアウト | ボード+パッド+オンラインワークアウト | ボード+パッド+オンラインワークアウト |
| 購入・導入 | 詳細・見積もり ↗ | 詳細・見積もり ↗ | 詳細・見積もり ↗ |
面積は幅×長さからの計算値であり、運動に必要な占有スペースではありません。余裕を持った周囲の運動スペースが別途必要です。日本販売価格・在庫・納期はお問い合わせください。
摩擦面に砂・ゴミ・鋭い異物がないことを確認。製品は清潔で乾燥した状態で使用してください。
手・足などをパッドの中央に置き、端だけを踏まないよう注意。運動前に軽い圧力で摩擦の感覚を確かめます。
特に大きな可動域や高速度への変更は段階的に。痛み・めまい・不快感が出たら中止し、専門家へ相談します。
保管は直射日光・高温を避け、掃除方法は最新のメーカー指示をご確認ください。No.3膝パッドは摩擦面上でスライドする用途ではありません。
FLOWIN本国では、競技スポーツ・理学療法・製品開発・スポーツ機器の国際流通に携わる創業チームが、ブランドの基盤を支えています。
CPO・創業者|理学療法とスポーツ医学、製品マネジメント
COO・創業者|スポーツ科学とグローバルな事業開発
創業者|元十種競技選手・ナショナルチーム指導経験
モデル選定・数量・設置・指導方法について、日本総代理店 better:move(株式会社vit)がご相談を承ります。