TMX® JAPAN JOURNAL · NECK / MOBILITY
首の「張り」を自分で整えるときの順番
首が張ると、最も気になる場所を直接ほぐしたくなります。しかし実際には、胸郭が動きにくい、肩甲骨が固定されている、長時間同じ姿勢が続くなど、首以外の要因が負担を増やしていることがあります。

IN THIS JOURNAL最初に呼吸を確認する胸椎と肩甲骨を動かす局所入力は最後に頻度より原因の変更
最初に呼吸を確認する
息を吸うたびに肩が大きく上がる場合、首周囲の補助呼吸筋が働き続けている可能性があります。まずゆっくり息を吐き、肋骨が下がる感覚を作ってから軽い頸部運動へ進みます。
胸椎と肩甲骨を動かす
座位で胸郭を回旋する、腕を壁沿いに上げる、肩甲骨を前後へ滑らせるなど、首を動かさずに周囲を変える方法を試します。これだけで首の回旋が楽になる場合、局所へ強い刺激を入れる必要はありません。
局所入力は最後に
残った張りへ短時間のポイントプレッシャーを使います。頸椎の骨そのもの、前頸部、拍動を感じる場所は避けます。使用後は首の回旋や腕の挙上を再確認します。
頻度より原因の変更
毎日同じ場所を押し続けるより、30〜60分ごとに姿勢を変える、モニター位置を調整する、休憩を入れるほうが長期的には重要です。セルフケアは環境改善を補うものとして使います。
MEDICAL NOTE
本記事は一般的なコンディショニング・運動に関する情報です。診断や治療を目的とするものではありません。強い痛み、しびれ、腫れ、外傷、原因不明の症状がある場合は医師・理学療法士等へご相談ください。