TMX® JAPAN JOURNAL · HEAD / NECK
頭痛を「首だけの問題」にしない
頭痛があると、首やこめかみを強く押したくなることがあります。しかし頭痛には多様な原因があり、セルフケアで扱ってよいものと医療評価が必要なものを分けることが第一です。頸部の緊張は一つの要素として、姿勢、睡眠、ストレス、視覚負荷と合わせて考えます。

IN THIS JOURNALまず危険なサインを除外する頸部だけでなく肩甲帯を見る刺激しすぎない生活負荷を一緒に調整する
まず危険なサインを除外する
突然の激しい頭痛、神経症状、発熱、外傷後の頭痛、これまでと異なる強い症状がある場合は、セルフマッサージより医療機関の評価を優先します。繰り返す片頭痛についても、診断と治療計画は医療専門職が行います。
頸部だけでなく肩甲帯を見る
長時間のデスクワークでは、頭部前方位と肩甲帯の固定が同時に起こりやすくなります。頸部へ局所刺激を入れる場合も、胸椎伸展や肩甲骨の動き、腕の挙上を合わせて確認します。
刺激しすぎない
後頭部や頸部には神経・血管が多く、強い圧を長時間加えるべき場所ではありません。DURAのような専用形状を使う場合も、骨へ直接当てず、短い時間から始めます。違和感やしびれが出たら中止します。
生活負荷を一緒に調整する
睡眠不足、水分不足、食事の欠如、画面作業などが重なると、筋緊張だけを処理しても変化が続かないことがあります。セルフケアは日常負荷の調整とセットで考えます。
MEDICAL NOTE
本記事は一般的なコンディショニング・運動に関する情報です。診断や治療を目的とするものではありません。強い痛み、しびれ、腫れ、外傷、原因不明の症状がある場合は医師・理学療法士等へご相談ください。