TMX® JAPAN JOURNAL · RECOVERY / LOWER LEG
ふくらはぎの痙攣を「水分だけ」の問題にしない
運動中の筋痙攣は、単純に「水分不足」と説明できないことがあります。競技時間、筋疲労、普段より高い強度、暑熱、電解質摂取など複数の条件が重なります。自分がどの状況で起きやすいかを記録することが第一歩です。

IN THIS JOURNAL疲労耐性を作る水分と電解質は個人差が大きい痙攣後は無理に押し込まない繰り返す場合は背景を確認する
疲労耐性を作る
レース終盤だけ痙攣する場合、競技で求められる筋収縮に対して疲労耐性が不足している可能性があります。カーフレイズ、ランニング量、登坂などを段階的に増やし、本番だけ極端な負荷にならないよう準備します。
水分と電解質は個人差が大きい
発汗量や汗中ナトリウム濃度は人によって異なります。長時間競技では、体重変化や飲水量を記録して自分の傾向を知ります。過剰な水分摂取もリスクになるため、一般化した大量摂取は避けます。
痙攣後は無理に押し込まない
痙攣直後は、ゆっくり筋を伸ばし、必要に応じて軽く歩きます。強いポイントプレッシャーをすぐに加えるのではなく、筋が落ち着いてから低刺激のセルフケアへ移行します。
繰り返す場合は背景を確認する
安静時にも頻繁に痙攣する、薬剤変更後に増えた、感覚障害を伴う場合などは、トレーニング以外の要因も考えられます。必要に応じて医療専門職へ相談します。
MEDICAL NOTE
本記事は一般的なコンディショニング・運動に関する情報です。診断や治療を目的とするものではありません。強い痛み、しびれ、腫れ、外傷、原因不明の症状がある場合は医師・理学療法士等へご相談ください。