TMX® JAPAN JOURNAL · SLEEP / POSTURE
「正しい寝姿勢」は一つではない
睡眠中は何度も寝返りをするため、一晩中「理想の姿勢」を保つ必要はありません。重要なのは、特定の姿勢を強制することではなく、首や腰が極端な角度にならず、呼吸しやすく、自然に寝返りできる環境を作ることです。

IN THIS JOURNAL仰向けは中立位を作りやすい横向きは肩幅を考えるうつ伏せは頸部回旋が大きい睡眠の質は姿勢だけでは決まらない
仰向けは中立位を作りやすい
仰向けでは、枕が高すぎると頭部が前へ押され、低すぎると頸部が反りやすくなります。首の自然なカーブを保ちつつ、顎が上がりすぎない高さを探します。
横向きは肩幅を考える
横向きでは、肩幅分の高さを枕が埋める必要があります。頭が下へ落ちても上へ傾いても首の負担が増えます。膝の間へ薄いクッションを入れると骨盤が安定する人もいます。
うつ伏せは頸部回旋が大きい
うつ伏せでは呼吸のために頭を長時間横へ向けることが多く、頸部の回旋負荷が増えます。本人が最も眠れる姿勢である場合もありますが、首症状がある時は他の姿勢も試します。
睡眠の質は姿勢だけでは決まらない
部屋の光、温度、飲酒、カフェイン、就寝時間、ストレスも睡眠に影響します。寝具を変える前に、生活リズムを含めて確認することが重要です。
MEDICAL NOTE
本記事は一般的なコンディショニング・運動に関する情報です。診断や治療を目的とするものではありません。強い痛み、しびれ、腫れ、外傷、原因不明の症状がある場合は医師・理学療法士等へご相談ください。