TMX® JAPAN JOURNAL · RECOVERY / INJURY
筋損傷から「戻す」ためのリカバリー設計
筋肉を痛めた直後に「早く柔らかくしよう」と強く伸ばしたり押したりすると、回復を妨げることがあります。まず損傷の程度を確認し、急性期の保護から、可動域、筋力、速度へと段階的に負荷を戻します。

IN THIS JOURNAL最初は損傷の程度を確認する痛みゼロになるまで完全休養とは限らない負荷は長さと速度を戻す温冷ケアは補助
最初は損傷の程度を確認する
急な鋭い痛み、腫れ、皮下出血、歩行困難がある場合は、単なる張りと区別して評価が必要です。競技者では超音波やMRIが必要になるケースもあります。
痛みゼロになるまで完全休養とは限らない
医療専門職の指導下では、治癒段階に応じて痛みを悪化させない範囲の等尺性収縮や軽い可動運動を早期から行うことがあります。完全に動かさない期間を長くしすぎないことも重要です。
負荷は長さと速度を戻す
筋肉は、短い範囲だけでなく伸ばされた位置や高速収縮にも耐える必要があります。復帰期には、可動域、重量、速度を一つずつ増やし、競技特異的な動作まで戻します。
温冷ケアは補助
RECOVERY SLEEVEのような温冷ツールは、不快感の管理や回復ルーティンの一部として使えます。損傷組織を治す主役は段階的な負荷と時間であり、温冷だけで復帰を急がないことが重要です。
MEDICAL NOTE
本記事は一般的なコンディショニング・運動に関する情報です。診断や治療を目的とするものではありません。強い痛み、しびれ、腫れ、外傷、原因不明の症状がある場合は医師・理学療法士等へご相談ください。