TMX® JAPAN JOURNAL · FOOT / STABILITY
足関節の安定性は「固定」だけで作らない
「ぐらつくから固定する」だけでは、足関節が本来持つ反応能力は戻りません。必要な場面で外部サポートを使いながら、可動域、筋力、プロプリオセプション、着地や方向転換を段階的に再学習することが重要です。

IN THIS JOURNAL可動域を確認する片脚支持から始める外部サポートは補助として使う復帰条件を競技で考える
可動域を確認する
足首を曲げる背屈が不足すると、スクワットや着地で膝・股関節へ代償が出ます。壁に膝を近づける簡単なテストで左右差を確認し、痛みのない範囲で改善します。
片脚支持から始める
安定した床で片脚立ちができることを確認し、頭の向き、腕の動き、軽いリーチを加えます。次に小さなジャンプや方向転換へ進みます。難易度を上げる基準は「崩れずにできること」です。
外部サポートは補助として使う
テーピングやコンプレッションは、スポーツ復帰期に安心感や感覚入力を補助する選択肢になります。ただし、常に外部支持へ依存するのではなく、トレーニングと並行して使用します。
復帰条件を競技で考える
ランニングができても、球技で必要な急停止や切り返しに耐えられるとは限りません。競技の速度、方向、接触の要素を一つずつ戻していきます。
MEDICAL NOTE
本記事は一般的なコンディショニング・運動に関する情報です。診断や治療を目的とするものではありません。強い痛み、しびれ、腫れ、外傷、原因不明の症状がある場合は医師・理学療法士等へご相談ください。